カタログ制作のポイント

自動組版はどこまで自動化できるのか。

2018.11.09 金

自動組版はどこまで自動化できるのか。

こんにちは。
営業担当の近藤です。

前回のコラム「発注・受注サイドからみるカタログ制作コンペ」に引き続き、カタログを作るのは“はじめて”という方に向けて、
今回は、カタログの「自動組版」について書きたいと思います。

作業を効率化したい、というお話にあたって多く登場する自動組版ですが、
何がどこまで自動化できるか、を把握できると工数が計算しやすくなりますね。

●自動組版って何?

 カタログ制作における「自動組版」は読んで字のごとく、自動で組版(InDesign、Illustratorデータなど)を制作していく作業です。
百聞は一見に如かず、です。まずはどんな感じに動くのか?を見てみましょう。

ここでご紹介している自動組版は、大きく分けて二つあります。
ひとつは、「商品コマ」を作る、というもの。
もうひとつは、作られた「商品コマ」を並べる、というもの。

どちらも元となるcsvデータに従って自動組版を行っています。

●カタログは全自動で作れるものか?

 結論から言えば可能です。ただし、コストの問題が絡んできます。
自動化するためにはプログラムが必要であり、プログラムを作るにはコストがかかります。このコストが自動化に見合うかどうか、がポイントです。

自動化するためのプログラム作成費 < 手作業とチェックのコスト

繰り返しの単純作業が多いほど、プログラムを作ってしまった方がよい、ということになり、逆にちょっとした手作業であれば、プログラムを作る費用をペイできない、という結論に至ります。

●既存の紙面と自動組版を組み合わせ

 商品データベースに修正があった項目だけを自動組版で、変更のなかったところは前回カタログを流用したい、といったご希望にも対応可能です。
具体的には以下のようなケースになります。

自動組版はどこまで自動化できるのか。

 コピーの字切りは、前回カタログでOKにしたものを使い、新商品だけは商品データベースから抜き出したものを使用したい、といったケースです。前回カタログからの変更箇所(差分)をどのように抜き出すか、といった課題は残りますので、データベース管理とあわせた運用が必要となります。

●カタログ作成自動化を検討する際の注意

 プログラムを作ってカタログ作成を自動化した場合には、同じプログラムを使い続ければ続けるほどコストメリットを得ることができます。例えば、来年にはカタログデザインの全面リニューアルを検討している、という段階であればプログラムの作成はおススメできません。また、誌面は変わらないけれど、商品データベースの改修が予定されている場合も同様です。

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